電通で過労死認定された方の話

電通で過労死認定された方の話

電通の過労死事件で多くの人が言っている事があまりにも的外れに感じた。

本当に痛ましい事件だと思うが、この事件で責めるべきは企業なのか。

まずそこから考えていきたい。

私の考えでは責めるべきは企業では無い。

なぜ企業を責めるべきではないか、いくつかの理由がある。

もちろん月の残業が100時間を超えている労働時間は異常だし、労働環境にも問題があったのかもしれない。

それを改善すれば同じ様な事件が起きないのか。

きっと答えは【NO】だ。

どれだけ労働時間を減らしても、どれだけ労働環境を改善してもきっと仕事で思い悩んで自殺する人はいる。

今回の女性は証拠がかなり揃っており過労死認定されたが、実際にはTwitterや友人や家族にも相談せずに思い悩み死んでいく人、ニュース等に一切取り上げられず、過労死認定されずに亡くなった人も多いのではないか。

故に今回の事件は氷山の一角に過ぎないと思う。

なので企業に対して業務改善を求めても抜本的解決にはならない。

もちろん過去の自殺者と比較して近年の自殺者は増加しているらしいので、企業全体の労働時間、労働環境が悪化している。もしくは労働者のメンタルが弱くなっている事が考えられる。

なので改善する事により多少は仕事が原因での自殺者は減るかもしれない。ただ問題はそこではない。

ではどうすればこの問題を解決出来るのかを私なりに考えてみた。

まずは日本人の真面目さがこの様な悲劇を生む一つの要因だと思う。

だからといって急に不真面目になる事は不可能だろう。更に個々の性格もあるのでこの部分に関して本人がどうこうするのは難しいだろう。

ただし周りが理解をする事は出来る。

次に協調性。これも問題だ。

みんなが右を向けば右を向き、みんなが左を向けば左を向く。

これが原因の一つであるはずなのに、今このニュースに対して反応している人の多くは見事にこの協調性を発揮して企業を叩き、亡くなった方に同情している。

企業を叩くのも被害者に同情するのも構わないが、それがトレンドの様な感覚でみんなでやっているのが気持ち悪い。

最後に考え方。

義務教育で習った国民の三大義務。教育、勤労、納税。

国を作る上でとても大事な事だしこの三大義務のお陰で日本は発展して来たのだと思う。

教育に力をいれ資源の貧しい小さな島国でありながら他国に比べかなり豊かになった。

そして勤労、これも素晴らしい。終身雇用、年功序列の二本柱で労働意欲を駆り立て真面目に働いていれば必ず出世もするし給料も上がると思い込ませる事に成功している。

納税は言わずもがなだろう。

で、何が問題かというと真面目で協調性がありルールを遵守する国民性。

これが今回の悲劇を生んだ原因だと私は思う。

企業を叩く前に今世の中に溢れている、この気持ちの悪い考え方、働き方、生き方を再度考えるべき時代が来たのかもしれない。

精神的に参った時にどうするべきなのかを常日頃から考えていった方がよっぽど建設的だと思う。

そして今回の事件は他人事ではないという事も忘れてはならないと思う。

今の日本社会では、いつなんどき誰かが同じ状況になったとしても不思議ではない。

当事者には人生はいくつも道がある事を理解していて欲しいし、

周りの人は抱きしめてあげて「大丈夫だよ」と言ってあげて欲しい。

もう少しだけ優しい世界になる様、願いを込めて。



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