このままこの街にいたら死ぬんじゃないか

このままこの街にいたら死ぬんじゃないか

エクアドルのキトに来て5日が経過した。しかし私は何もしていない。
観光はおろか街歩きすらまともに出来ていない。

ベネズエラからキトに着いた日は12時間の飛行機移動(トランジット含む)で疲れており、宿を見つけるのとATMでドルを引き落とすだけに終わってしまった。

そしてその日の夜まず最初の違和感があった。12時過ぎに寝たのに3時に目を覚ましてしまった。

寒い。赤道近くにいるはずなのにあまりにも寒い。

それもそのはずキトは標高2,850メートルと前に住んでいた街メリダの標高1,630メートルに比べ1,000メートル以上高いのだ。

赤道の近くだと言っても標高が高いと寒い。気温も調べてみたところメリダよりも5度以上低い。東京に比べても5度〜10度ほど低い。

寝袋使えば良かったなと後悔しながらその日は震えながら眠りについた。

そして2日目は見事に体調不良。昨晩の寒さで風邪をひいたのか喉と頭が痛く、痰も出る。
予定ではキトには1週間ほど滞在しようと思っていたので特に焦る事なくこの日もゆっくり体を休める事にした。

1週間滞在しようと思っていた理由は私が使っているクレジットカードの上限額が最大10万円でそれが決済されるのに3〜4日程度かかるからだ。
数ヶ月後にベネズエラに戻ろうと思っているのでここである程度のドルを確保しておきたい。1週間ほど滞在して2度ドルを引出そうと考えていた。

3日目。少し体調も良くなって来たがまだ頭痛がおさまらない。
しかしこの日は土曜日。私は人ごみが苦手なので土日は出来るだけ観光名所に行かない様にしている。
この日も宿に引きこもり体を休めた。

4日目。かなり元気になって来た。ただし今日は日曜日。自分ルールに従いどこにも行かずに宿の近くで食事を済ませ、やはり宿に引きこもる。
火曜にはコロンビアに移動しようと思っていたので明日赤道に行こうと思い早めに眠りにつく。

5日目。眠りが浅いのかあまり長時間連続して眠る事が出来ない。
そして頭痛がひどい。赤道に行こうと思っていたが、あまりの頭痛、関節痛、倦怠感で中止して宿で眠る事に。
そしてふと、とある世界一周者の事が頭をよぎる。

高山病だと思い安静にしていたら、実はマラリアでそのまま命を亡くしてしまった世界一周者。
Twitterで質問をしてみる『ベネズエラとエクアドルってマラリア感染しますか?』
心優しいフォロワーさんから「ベネズエラはマラリア感染します。ジカ熱、チクングニア熱、デング熱の可能性も」と。
少し怖くなりネットでマラリアの症状を確認してみる。

発熱に伴い、倦怠感、頭痛、筋肉痛、関節痛などがみられるが、腹部症状(悪心・嘔吐、下痢、腹痛)や、呼吸器症状がめだつこともあり、マラリアを疑わないと、風邪やインフルエンザと誤診されることになる。 一般検査所見では血小板減少、LDH上昇などが高頻度にみられる。 貧血は、病初期にはみられないことも多い。

発熱は無い。倦怠感、頭痛、筋肉痛、関節痛は有る。嘔吐、下痢、腹痛は無い。

一部の項目しか当てはまらないので、この症状はマラリアではないだろうと診断して一眠り。
しかしやはり眠りが浅く悪夢をみてしまう。起きた時には頭痛や倦怠感が半端ない。

小学生の時にガチの風邪をひいた感じに似ている。違っているのは旅をしている事と看病してくれる人が居ないって事だけ。大した問題じゃない。
重い体を無理矢理起こし食事に行く。近所のピザ屋に向かう途中『このまま死ぬ可能性もあるよな。でも後悔はないなぁ』と少しネガティブになる。

私の人生の目標は【いつ死んでも後悔がない様に生きたい】だから仮にここで終わっても目標は達成出来る。

食事をした事により少し体力が戻りもう一度色んな可能性を考える事にした。
そして出た答え。現状で風邪やマラリア以外の可能性を疑うとしたら高山病だろう。

そして高山病の症状を調べる。

高山病こうざんびょう 山岳病ともいい、標高2500メートル以上の高所の低圧低酸素環境に適応できずにおこる症状で、代表的な自覚症状は頭痛、食欲不振、吐き気、嘔吐(おうと)、疲労、脱力、めまい、ふらつき、睡眠障害である。

吐き気と嘔吐はないが、標高2500メートル以上、頭痛、食欲不振、疲労、脱力、めまい、ふらつき、睡眠障害とかなり当てはまる。
マラリアよりも高山病の可能性の方が高いだろう。

以前ボリビアのウユニでも同じ様な感覚に見舞われたが、あの時は標高80メートルのトリニーダ(キューバ)から標高3800メートルのウユニ(ボリビア)に一気に移動したからだと思っており、今回は標高1600メートルに1ヶ月以上住み、その後に標高2800メートルに移動したから大丈夫だろうと高山病の可能性を疑っていなかった。

高山病対策のページを見ると【貧血の人はなりやすい】と書いてあり、確かに幼少期から貧血気味で血中のヘモグロビンが少ないと言われ続けていた。
対策方法としては【深呼吸を深くする】や【タバコやお酒を控える】そしてそれでも治らない場合は【低地に移動する】と書かれていた。

山登りの場合は下山するのだが、私の場合は街を移動するしかない。
高山病で街移動を検討しなければならない日が来るなんて、貧血気味でほうれん草を食べていた幼少期の私は夢にも思わなかっただろう。

明日になっても症状が改善されていなければ荷物をまとめよう。



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