BANの経歴【瀕死時代】消費税分の給料しかもらえずにうつ病になり富士山の頂上で・・・

BANの経歴【瀕死時代】消費税分の給料しかもらえずにうつ病になり富士山の頂上で・・・

瀕死時代にフォーカスして経歴を話していこう。

瀕死時代とかそんなに面白い話でもないと思うので、
興味がなくて嘘のような本当の話が好きの方は下記の話でも読んでいってください。

逆にすごい興味ある方は下記の関連記事に概要が書かれているのでそっちも見ていってください。

【関連記事】BANの経歴

 

給料が消費税

1人で粗利300万稼ぐも給料が5%の15万しかもらえない。

会社の立ち上げから数ヶ月がむしゃらに働いた。

売り上げも利益も右肩上がりで、
目標としていた粗利300万円を1人で達成した。

しかし何故か給料は増えなかった。

立ち上げ当初は経費がかかり利益も予想が出来ないから
最低限の給料にしたいと言われてそれを承諾した。

しかしある程度利益を出せる様になったら、
粗利の10%は給料に追加してもらえる約束だった。

しかし粗利が100万を越えても、
200万を越えても、300万を越えても
給料は月15万円のままだった。

 

300万の粗利を作れれば、
広告代理店の動きは終わりで次のフェーズに入ると言われていた。

しかし次のビジネスが決まらない。

予想していたよりも早く達成したからというのもあるのだろう。

それならそうと素直に言ってくれれば納得できたが、
そんな説明もなく、約束されたインセンティブも貰えず、
ただただ鬼の様に働く日々。

 

更にはどう考えても真っ黒な会社経営なはずなのに、
オーナーである先輩からまさかの爆弾発言が飛び出す。

 

Iさん
ヤバイわ。
BAN
どうしたんですか?
Iさん
いやー、ヤバイわ。
BAN
Iさん
このままじゃうちの会社ヤバイわ。
BAN
え?どうしてです?
Iさん
赤字だわ。
BAN
???
Iさん
BANが全然稼いでくれないから真っ赤っか。
BAN
言っている意味がわからない
Iさん
このままじゃ会社潰れちゃうよ。大丈夫?
BAN
何を言ってるんだこの人は・・・

 

先輩のキャバクラ通いと役員報酬100万円を合計すると
300万稼いでも利益が残らなかったというのがこの発言の真意らしいが、
正直耳を疑ってしまった。

何故ならば本当に必要な経費は全て把握していたからだ。

私の計算では先輩の100万を加味しても
純利益は150万以上の黒字だった。

どれだけキャバクラで金を落としていたのだろうか。

 

燃え尽き症候群

全てのやる気は消え失せて何もしたくなくなる。

立ち上げの時の約束が見事に反故され、
一気に仕事に対するやる気が消え失せた。

プライベートを全て捨てて、
会社の為に命を削って働いていたというのに。

先輩の一言で労働意欲が見事に消えた。

今までの疲れも一気に出たのか何かをする気が起きない。

取引先から電話がかかってくれば
カラ元気で対応するがそれ以上の気力が湧き上がらない。

不思議な感覚だ。

 

失恋

帰宅しなかったから浮気を疑われ彼女に振られる。

燃え尽きた後も特に生活習慣は変わらなかった。

家に変えることもなく、
会社に寝泊まりしていた。

作業量は圧倒的に減り、
ただPCの前に座りボケーっとすることが増えた。

 

悪いことは連続して起きるものなのだろうか。

燃え尽き症候群を発病してしばらくすると、
突然彼女から別れ話を切り出される。

確かにずっとヒモ状態で彼女に寄生していた身としては
『嫌だ』とも言えない。

ただ今だけは誰かに支えて欲しかった。

しかも振られた理由が、
「ずっと家に帰らなかったから別の女が出来たと思って、
彼女も浮気をしたら、その相手に本気になった」
からだ。

浮気したこともされたこともあるが、
この時ほど『浮気ってキツイな』と感じたことはない。

 

うつ病発症

生きる意味を見失い死にたくなるり泣きながら遺書を書く。

会社の為に生きてきたが、
働く気がなくなってしまった。

そして何故そんなに頑張れたかというと、
彼女に恩返しをする為という理由があったからだ。

その両方を一気に無くしてしまった。

一気に生きる気力はなくなった。

 

仕事に関しては奴隷の様な
今の生活を一生続けなければいけない呪縛に囚われていた。

立ち上げ時に一生懸命頑張ると言ったこと、
この会社が自分で成り立っていることを考えると、
会社をやめることは出来ない。

いくらでも選択肢はあるのに
うつ病になると視野が狭くなり他の道が見えなくなる。

先輩と両親に遺書を書いた。

何故だか分からないが涙が止まらなかった。

 

富士山で凍死を目論む

富士山の頂上で凍死しようと思い登頂するも普通に下山。
五合目から帰る手段がなく自販機の間で夜を明かす。

いろんな死に方を調べた結果、
凍死が無難だという結論にたどり着いた。

そしてたまたま数週間前のニュースで、
「真夏でも富士山の頂上は氷点下だ」という内容を読んでいた。

死ぬ為に、はじめて富士山に登ることを決意する。

 

全くのノープランで富士山の頂上で凍死を決行した。

ハーパン、Tシャツ、ランニングシューズ。

登山をなめている。

というか登山を知らない。

新宿から富士山行きのバスに乗り込み、
携帯の電源を切る。

バスは数時間で富士山の五合目に到着した。

『さぁ、死にに行こう』

張り切って富士山を登る。

登る、登る、登る。

足がパンパンになった。

途中の山小屋で木の棒を買い
それを支えに何とか足を前に繰り出す。

九合目辺りで石に座り休んでいると
外国人観光客がスポーツドリンクをくれた。

最後の最後で人の優しさに触れる。

自殺を決意していなかったらきっと富士山登頂は無理だっただろう。

それほど過酷でキツイ道だった。

 

頂上に着くと予想通りの寒さだ。

あとはあまり人目につかない場所で座り
じっとしていれば目標は達成される。

しかし何故かそのタイミングで携帯が気になってしまった。

このまま死んだら取引先に迷惑をかけるのではないだろうか。

朝バスに乗る時から携帯の電源を切りっぱなしだった。

富士山の頂上で携帯の電源を入れる。

その瞬間着信音が鳴り響く。

条件反射で元気よく電話に出てしまう。

 

BAN
はい、BANです。お世話になっております。
Iさん
何してんの?

 

先輩からだった。

 

BAN
えっと、なんですかね。
Iさん
いや、何してるのか聞いてるの。
BAN
ちょっと東京を離れています。
Iさん
どこにいんの?
BAN
静岡ですかね。
Iさん
実家?
BAN
いや、実家ではないです。
Iさん
っていうか何あの手紙?
BAN
いろいろお世話になったので・・・
Iさん
辞めたいならやめたいって言えばいいじゃん。
BAN
ん?
Iさん
手紙じゃなくて直接言えばいいことじゃないの?

 

どうやら先輩は手紙を遺書ではなく、
辞表だと捉えたらしい。

 

BAN
そ、そうですね。
Iさん
てか、ひとまず飲み行くぞ。
BAN
あ、はい。
Iさん
今から新宿来れる?
BAN
いや、今からは無理ですね。
Iさん
じゃあいつならいいの?
BAN
明日の夜なら大丈夫です。
Iさん
あ、そう。じゃあ明日の夜ね。

 

ガチャン

 

死ぬ直前に飲みの約束をしてしまった。

急に自殺願望が薄れ
明日新宿に行かなければいけないという強迫観念に襲われる。

ひとまず下山することにした。

ノープランで登頂したので
七合目からは真っ暗な道を下山することになった。

木の棒で目の前に道があるか確認しつつ一歩ずつ踏み出す。

そうして五合目についた頃には当然帰りのバスもない。

五合目のホテルに泊まれないか尋ねるも
満室だと断られる。

仕方ないのでその辺のベンチに座っていると
夜になり寒さが増してきた。

どこか暖かいところはないかと探していると
自動販売機の近くが意外に暖かいことに気付く。

2台並んでいる自動販売機の間に入り暖をとる。

すると散歩に来ていたカップルが前を通り
自動販売機の間に人間がいることに驚いて
足早に目の前から去っていく。

翌朝お土産屋が開いたので店内に入ると
店員にご来光を見に行かないか誘われる。

お土産屋の屋上部分から見えるのだという。

折角なのでご来光を拝みにお土産屋の屋上に登る。

綺麗なご来光を見ることができたが、
私の心は何かを失ってしまっていた。

 

退職拒否から医師の診断

退職を拒否されたので病院に行くも薬を処方してもらえず絶望。

バスに乗り込み東京に帰る。

途中母親から遺書が届いたと慌てた様子で電話があった。

死んではいないことを告げて電話を切る。

一度家に戻りシャワーを浴びて仮眠をする。

夕方準備をして新宿に向かう。

そして先輩に会社をやめたいと告げる。

するとこう言われる。

 

Iさん
ゲロ吐きそう。

 

「会社を立ち上げる時に約束したのに
それを守れないとか人として信用できない」
とか、
「折角目をかけてやって社長にしたのに全然使えない」とか、
「最初だけ調子のいいこと言って結局行動できないのな」とか、
罵詈雑言を浴びせられる。

そして罵詈雑言を浴びせてくるのに何故か退社は認めてくれない。

この時、看護士の元カノとの同棲生活も続いており
『死にたい』と呟いている私を見て医者にいくことを勧めてくれた。

精神科を受診すると若い女性の医師に敬意を聞かれる。

仕事が辛くて生きている意味を見出せないことを告げると、
何故か分からないが涙が勝手に出てきた。

その後、熟練そうな男性医師に再度説明をして
うつ病の薬を処方して欲しいと告げる。

しかし医師の答えはこうだった。

「あなたの場合は環境鬱なので薬を処方しても治りません。
今の仕事を休むか辞めない限りはその状況が続きます。
あなたの環境になれば人間誰しもが鬱になります。
薬は場合によっては症状がより酷くなる場合もあるので出せません。
睡眠薬なら処方できますがいかがしますか?」

何故かこの答えに再度絶望する。

辞めたくても辞められない状況で、
薬すら出してもらえないならどうやって私は生き長らえればいいのだろうか。

 

首吊りを決行

しかしギリギリのところで怖くなりベッドに逃げ込む。
アンモニア臭に包まれて目を覚ますと首に赤い痣ができていた。

その日の夜に首を吊ることを決意する。

メタルラックにベルトをかけて輪っかにした状態で首に添える。

座った状態で首に全体重をかければこのまま永眠するだろう。

ただ首に体重をかける勇気はなかなか生まれない。

その姿勢で数時間が経ち眠気に襲われる。

そうして意図せず首に全体重がかかる。

真っ暗な中で死を渇望していると
一筋の光が見えて死んではいけない気になる。

ブラックアウト直前から抜け出しベットに倒れ込んだ。

翌朝目を覚ますとアンモニア臭がする。

どうやら昨日の首吊りで失禁をしていたようだ。

本当に死ぬ直前だったのだろう。

顔を洗いに洗面台にいくと首には
真っ赤なアザが残っていた。

そのアザを見てなんだか全てがどうでもよくなり、
先輩に何を言われても会社をやめる決意をした。

強引に会社を辞める。

 

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