小学生のこづかいでどうにか生き延びる

小学生のこづかいでどうにか生き延びる

タクシーで移動

彼女の住むメリダという都市を目指す。

国境からメリダまでは何本かバスを乗り継ぐ必要がある。

まず最初にサンアントニオのバスターミナルに行き、その後サンクリストバルという街まで移動してメリダだ。

タクシーに値段を確認すると、サンアントニオのバスターミナルまでは5000ペソ(約200円)、サンクリストバルまでは30,000ペソ(約1,200円)だった。

バスを乗り継ぐ手間と1000円を天秤にかけた結果、一気にサンクリストバルという街に行ってもらう事にした。

サンクリストバルまでタクシーで1時間半くらいだが普通に安い。

さすが石油保有国だけある。

しかし数ヶ月前は同じ場所まで500円ちょっとだったので2倍以上の値上がりだ。

途中検問で軍人に荷物チェックをされたがそこはいつも通りベネズエラ人のチャイニーズジョークにウケてるフリをしてクリア。

サンクリストバルに着くとタクシードライバーが荷物を持ってバスが来る場所まで先導してくれ、列に並ぶと「食べ物や飲み物が必要なら買ってきてやるぞ」と言ってくれた。

 

BAN
超優しいじゃん。このドライバーさん。

 

とその時は思ったが、今思うと単純にタクシー代が相場よりも高かったから上客として扱ってくれたのかもしれない。

サプライズを考える

列に並ぶ事1時間、メリダ行きのバスが来た。

5時に出発して6時間でメリダに着くと説明されたが、実際に出発したのは6時頃。

南米はやっぱり緩い。

そして夜の11時半にはメリダに到着。

さてこれからどうしよう。

彼女は私がまだコロンビアにいると思い込んでいるだろう。

今から彼女を呼び出そうか、それとも明日の朝に彼女の寮の前で待ち伏せしようか。

色々サプライズ案を考える。

しかしそんな事よりも今日泊まるホテルを考えていなかった。

お金がない

そしてホテルを考えている時に重要な事に気付く。

お金がない!

入国出来ない可能性も考えてほとんどのお金(ボリバル)は彼女に渡していた。

現在の手持ちは18,000ボリバル。

日本円にして約600円だ。

 

BAN
小学生のこづかいかよ!

 

そんな一人ツッコミをして少し考える。

バスターミナルで夜を明かして明日の朝彼女の寮に向かうのはどうだろうか。

いや、リスクが高すぎる。

今のベネズエラで野宿はヤバイ。

軍人ですらあれほど露骨にドルを奪ってきたのだから、強盗も以前より増えているだろう。

数百円をケチって危ない目にあうなんて愚の骨頂でしかない。

懐かしのホテル

前々回のベネズエラ滞在時に約2ヶ月間滞在したホテルがある。

ゲイのクラブが併設されているホテル「ネヴァダパレス」だ。

2ヶ月間滞在していたこともあり、ホテルのスタッフ全員と顔なじみ。

もちろん支払いが遅れたことなど一度もない。

なんならたまにスタッフにタバコやお酒をあげたりしていた。

圧倒的な優良顧客。

そんなホテル「ネヴァダパレス」へタクシーで向かう事にした。

残金500円

タクシー代の3000ボリバルを支払い、残りが15,000ボリバル(約500円)になった。

玄関をノックすると顔なじみのスタッフが扉を開けてくれた。

一番安い部屋を確認するとシングルルームの清掃が終わっていないのでツインルームを案内される。

一泊12,000ボリバル(約400円)。

なんとか手持ちのお金で払えるものの、明日の食事を考えると難しい。

 

BAN
支払いは明日でもいい?
ホテルスタッフ
いいよ。

 

過去の実績からだろう。

理由を聞かれる事もなく支払いの延期を承諾してもらえた。

部屋に入り速攻でシャワーを浴びてベットに倒れこむ。

明日はどうやって彼女を驚かせようか。

そんな事を考えながら眠りにつく。



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