初デートで売春婦呼ばわりした女の子の機嫌を治す唯一の方法

初デートで売春婦呼ばわりした女の子の機嫌を治す唯一の方法

朝メールを送ろうとするも送信不可と表示される。

おかしいなと思い電話をかけてみると何やら【お客様の電話はお使い出来ません】的なスペイン語が流れる。
よくよく考えたらSIM契約から既に1ヶ月以上経っていた。昨晩着信拒否されたと思ったが、契約期限切れでメールが出来なかっただけだ。

ホームレスのアレハンドラに携帯の更新の仕方を聞き一緒に携帯料金チャージ用のカードを買いに行くも日曜だったので店舗は大体閉まっていた。
露店のおじさんにカードは無いか尋ねた所、カードは置いていないが向こうにいる人に依頼すれば携帯端末からチャージしてもらえるとの情報を得る。
最低100ボリバル(0.1ドル)からチャージ出来ると言われ、残り1週間ほどの滞在予定だったので、300ボリバル(0.3ドル)分チャージしてもらう事に。
チャージ後にメールが届けば携帯が使える様になるらしい。

しかし2時間待ってもメールが届かない。アレハンドラに同行してもらい先ほどチャージしてもらったおじさんに尋ねると「電話しないとダメだよ」と言われる。
アレハンドラにやり方を教えてもらい電話をかけてみるも私のSIM契約は月額594ボリバル(0.594ドル)必要だったらしい。
再度おじさんに300ボリバル分チャージしてもらう。

そして電話をかけると見事に私の携帯は復活した。

復活したタイミングで昨日売春婦呼ばわりしてしまったジーナからメールが届く。
「元気?よかったら今日も会えない?もし会ってくれたら嬉しいな」昨晩さんざん謝り倒しておきながら約束をすっぽかして寝過ごした男に対してなんと優しいメールだろうか。
いや、冷静に昨晩会う約束をしておきながら会いにいかず、12時間以上メールをしなかったのが効いたのか。
押してダメなら引いてみな。とはまさにこの事か!(それともただの日本人ブランドか?)
『私も会いたいよ』と即返事を出すと「じゃあ1時間後くらいに会いましょう」と返事が来る。
そして続けざまに「もしアナタがスペイン語を喋れればもっと好きになれるのに」というメールと「今はアナタの言い訳は一旦保留にしましょう」というメールが届く。

やっぱり売春婦扱いして1人残して帰ってしまった事は根に持っているようだ。
2時間待っても連絡が無いので『待ってるね』とメールをすると「今向かってるよ」と返事が来る。
そしてそれから2時間後に彼女は到着した。結局彼女の言う1時間後は4時間後だった。

会って早々『昨日はすまない事をしてしまったね。本当に反省してるんだ』というと彼女は無表情で「いや、別に良いのよ、良くないけどね」的な事をスペイン語で喋っている様に思えた。
お昼からずっと待ち続けていたので一緒に食事に行く。
「何がいい?」と聞かれ、移動するのも面倒だったので近所にある中華料理屋に移動。

彼女は安めの中華料理屋に向かおうとしていたが、謝罪の気持ちも込めて高級中華にしようと提案。
微妙に気まずい空気のまま席につき、なんて言い訳しようか考えていたら彼女が携帯を取り出し翻訳アプリを立ち上げていた。
「昨日なにがあったの?」と聞かれたので『多分酔っぱらい過ぎたんだと思う』と苦しい言い訳。

本音を言えば彼女を常に疑っており酔っぱったことにより理性が緩み彼女の言葉を全てネガティブに捉えた結果だろう。しかし本音を言う必要も無いと思ったし、そんな事を英語で説明出来るほど私の英語能力は高くない。

納得した様な納得出来ない様な微妙な表情を見せたが、そのまま力技で別の話題を振る。
『このお店には何回か来た事ある?』「3回目かな」『そうなんだ、オススメの料理あったら好きに注文していいよ』と飯でごまかす作戦にシフトチェンジをし、彼女にメニューを選ばせる。
結局それ以上は追求されずに中華料理を堪能した。

その日は日曜日でどこのお店もやっていない。

一緒に歩きながら「どこに向かうの?」と聞かれたが『どこもなくね?ひとまずホテル?』と答える。
そして私の部屋に行きしばらく話しをしていると「I like you?(私の事好き?)」と聞いてきた。
LOVEではないのでセーフだろうと思いながら『I like you(好きだよ)』と言うと少し笑ってテーブルの上に置いてあったノートを手に取りスペイン語を教えてあげると言い【I like you – me gustas】【I like you so much – me gustas mucho】【I like kiss me – me gusta besarte】などと英語とスペイン語で書き綴っていた。

何故こんないい子を疑ってしまったのだろうと自分を恥じた次の瞬間彼女から思いも寄らない台詞が飛び出した。
彼女「コカイン持ってる?」

ここでその話題!マリファナさえやらない私がコカインを持っている訳が無い。

『持っていないよ』と答えると非常に残念そうな顔をした。そして自分の鞄を開け中から黒いビニールに包まれた白い粉を取り出す。お前が持っとるんやないかい!
「ストローないの?」と聞かれ『無いよ』と答えると紙幣を丸く巻き始めた。
そしてその白い悪魔を机の上に広げクレジットカードでトントンしてからクレジットカードの端に乗せて鼻から吸っていた。
【ストローの代用品作ったのに使わないんだ、ってか映画とかで見るシーンそのまんまだな】と興味深く見ていると、「やる?」と聞いてきたので丁重にお断りした。

少量吸いたい時はクレジットカードの端を使い、そこそこの量を吸いたい場合は紙幣を巻いたストローの代用品で鼻から吸い込んでいた。
部屋に来てコカインをやり始めるなんてなかなかファンキーじゃないか。と見守っていると、「今日はマリファナ持ってないから後で友達に持って来てもらうんだ」とウキウキしながら語っている。

「やっぱりコカインとラムとマリファナの組み合わせが良いよね」と何故か同意を求められたが、ラム以外経験した事の無い私は素直に賛同出来ず愛想笑いをするのが精一杯だった。

それから3時間ほど経過してもマリファナを持っている友人と連絡が取れず、彼女の知り合いのタクシーを呼び近所の酒屋まで行ってもらうタクシー代を払っていなかったので『タクシー代は?』と聞くと「友達だから無料だよ」と当たり前の様に答える。人脈が大事だとベネズエラで改めて気付かされる。
酒屋でラムを購入後に近くの公園を歩いていると彼女の知り合いが声をかけてきた。彼女は当たり前の様に「マリファナ無いの?」とその友人に尋ね、その友人は「今日は持ってないんだよね、ってかあれ頂戴」と言いジーナは黒い包みに入った白い粉を渡していた。

その後更に友人のタクシーに乗り30分ほど移動してどこかの住宅街に着いた。
住宅街から上半身裸の男の人が出てきたと思ったらジーナはタクシーの扉を開け「元気?」的なやり取りと共に何かを受け取っている。
数秒の挨拶の後タクシーのドアを閉め、「これ上物だよ」とまるで宝物を見せつけてくる子供の様に目を輝かせながら私に自慢してきた。
見た目で上物かどうか判断出来ないが多分マリファナ。

そうして部屋に戻り、彼女オススメの3種類が揃った所で彼女は私を誘ってきた。

しかし私は薬物や覚せい剤は一切興味が無いのできっぱりと断った所、彼女は不機嫌になり荷物をまとめて部屋から出て行ってしまった。
もう二度と私から連絡を取る事はないと思う。

色んな誘惑があるが自分の人生を決められるのは自分しかいないので、一時の誘惑に負けて今後の長い人生を棒に振らないようにしたい。



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