再会とコロンビア入国スタンプ

再会とコロンビア入国スタンプ

気がついたら朝の6時になっていた。

バスのシートを倒したところまでは記憶にあるが、その後すぐに寝てしまったのだろう。

MAPアプリで現在地を確認するとククタまで残り3時間ほど。

そしてふと考えた。

 

BAN
このままメデジンにトンボ帰りするのではなくボゴタへ向かうのはどうだろう

 

幸いな事にクレジットカードは持っている。

服は数日同じのでも苦にならないし、必要な物は携帯の充電器だけだがそれもその辺で買える。

元々メボゴタかキトに遊びに行こうと思っていたので先にボゴタに行くのも良いだろう。

そうこう考えていたらバスがククタに着いた。

彼女も私も携帯は使えず、wifi環境でしか連絡が着かない為、多少心配していたがバスが到着すると同時に彼女の姿を見つけ安心した。

久しぶりの再会に思わず顔がにやけるが、そんなに喜んでいる時間は無い。

今日中にククタを出る為にバスターミナルとイミグレーションで何点か確認しなければならない。

イミグレーション行きのバスに乗り込み、その中でボゴタに行こうと考えている事を伝える。

異論は無いようだ。

ただどこかのタイミングでメデジンにいるカオリさんに会いたいと言われる。

イミグレーションに到着して、入国スタンプの条件を確認してもらう。

国によっては宿泊先のホテルを聞かれることがあるので、「宿泊先も決めておかなければならないか?」という事も確認してもらう。

彼女曰く、スタッフは「ククタまでの往復チケットさえあれば入国スタンプを押す」と言っていたそうだ。

こうしてバスターミナルに戻る。

バスターミナルでチケットを探すとボゴタ行きのチケットは85,000ペソ(約3,800円)とメデジン行きよりも安く、移動時間も15時間とメデジンまでと変わらなかった。

しかし往復チケットはこの窓口では取り扱っていないと言われる。

この情報で一度コロンビアのイミグレーションへ行き交渉する事にした。

 

BAN
往復チケットを買おうにも窓口で売っていないと言われたし、イミグレーションで確認している事は不法労働者の排除だろうから日本人と一緒にコロンビアを旅したいと言えば案外簡単にスタンプを教えてもらえるんじゃないか

 

と甘く考えていた。

そしてイミグレーションでこう言われた。

 

イミグレスタッフ
往復チケットが無ければスタンプは押せません。あとホテルの予約も必要です。

 

ほとんど英語が喋れないイミグレーションスタッフに『でも窓口で売ってねーし』と英語で説明していると彼女に制止される。

そして俺の怒りの矛先は彼女に。

 

BAN
ちゃんと確認しろや!情報少ないだろ。ってかやっぱりホテルの予約必要だったじゃん!
ケニア
だって昨日の職員は何も言って来なかったんだもん。
BAN
言って来なかったじゃなくてn聞かなかったからだろ!それくらい自分でコントロールしろよ!

 

険悪ムードの中再度バスターミナルへ。

さっきの窓口に確認したがやはり往復のチケットは取り扱っていない。

そして行き先を変えるか悩んでいると、他の窓口ではボゴタの往復チケットを買える事がわかった。

値段を聞いたら90,000ペソ(約3,600円)と先ほどより多少高いが選択肢はここしかない。

往復チケットを購入するとチケットには78,000ペソ(約3,100円)と書かれていた。

12,000ペソ盛られた。

往復チケットを持ってククタの行きつけのホテルに移動。

いつものおじいちゃんスタッフが話しかけてくる。

 

おじいちゃんスタッフ
良く来たね。今日泊まってくの?
BAN
今日移動だから止まらないけどコーラ頂戴。

 

コーラを飲みながらホテルのwifiを使ってボゴタのホテル情報を検索。

ボゴタの宿の住所を調べ、彼女に伝えるとここでまた新たな情報。

 

ケニア
でもイミグレの職員はホテルの証明書必要だって言ってたよ

 

色々な国で入国の際にホテルの住所を聞かれた事はあるが、一度として宿泊予約証明の提示を求められた事が無かったから油断していた。

 

BAN
証明書無いと入国スタンプ押してもらえない?
ケニア
さっき並んでた人の多くが紙持ってたけど、多分アレが宿泊証明書だと思う。
BAN
もうボゴタのチケット買っちゃったんだけど。
ケニア
じゃあ宿泊先にカオリの家はどうかな?
BAN
ボゴタ行くのにメデジンの宿泊先とかダメでしょ。なんでチケット買う前に言わないの?
ケニア
だって全然私の話聞いてくれなかったし。
BAN
ちゃんと脳みそ使えや!

 

この暴言をきっかけに黙ってホテルを後にする彼女。

かなり頭に来ていたので、もうメデジンに帰ろうかと思ったが数秒考えて彼女の後を追う。

途中犬に噛まれそうになる。

彼女に追いつきどこに行くか尋ねると「イミグレに行く」と言われ着いていく。

イミグレまでのバスの中で悪知恵を閃く。

 

BAN
もしホテルの宿泊証明書が必要と言われたら彼氏が持っているから今手元に無いと言って誤摩化しな。

 

イミグレに着き私は少し離れた場所で待つ事にした。

これでダメだと言われたら今夜はククタに泊まり、また明日作戦を練り直そう。

ボゴタ行きのチケットを捨ててメデジン行きのチケットを買い直しても良い。

ダメ元で彼女の帰りを待っていた。

20分ほどすると険しい表情で彼女が戻って来た。

私の事には気付いていない。

『ケニア!』と彼女の名前を呼んだ。

すると、やっと私の事に気付き駆け寄ってくる。

 

BAN
どうだった?
ケニア
さっきと同じ職員だったけど、チケットろくに確認せずに入国スタンプ押してもらえた。

 

一応「チケット持ってるか?」とか「ホテルの住所は?」と聞かれたけど書類の確認は無くて、むしろ「さっきの日本人の彼氏はどこで出会ったんだ?」とか「今彼氏はどこにいるんだ?」とか終始そんな話をされたという。

そして入国スタンプを押してくれて「ようこそコロンビアへ」と言ってくれたと喜んでいた。

目的は達成した。

バスターミナルに戻り彼女の復路チケットを私の往路チケットに変更に出来るか確認したところ、2,000ペソ(約80円)でチケットの変更手続きが出来た。

てんやわんやあったが夕方には無事すべてが片付いた。

昨晩からろくに食事をしていなかったので1日ぶりにご飯を食べてボゴタ行きのバスに乗込んだ。



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