今までの旅の中でもっとも感動したマラカイボの風景

今までの旅の中でもっとも感動したマラカイボの風景

絶景と言われる風景がベネズエラにはいくつも存在する。

その中でも気になっていたのがマラカイボという都市にあるカタツンボという湖の雷だ。

世界で一番雷が落ちる地域としてギネスにも認定されているらしい。

ネットで調べると1時間に280発だ3,600本だとか書かれていたので気になってしょうがなかった。

ツアーでも行けるらしいのだが、今回はメリダからローカルバスを乗り継いで直接カタツンボまで行ってきた。

メリダのバスターミナルからマラカイボのカタツンボまではバスに3回乗る。

メリダ→ビヒヤ→サンタバルバラ→ラ・コンチャ

メリダからビヒヤまで約2時間、450ボリバルとバス保険20ボリバル
ビヒヤからサンタバルバラまで約2時間、550ボリバルとバス保険5ボリバル
サンタバルバラからラ・コンチャまで約1時間、420ボリバル

途中のどかな田園風景が広がっていた。

彼女が突然「ベネズエラは食料不足って言ってるけど、使ってない広大な土地もあるんだよ」と言ってきた。

『なんで?』と尋ねると「ベネズエラ人は怠け者が多いから」と言っていた。
きっと他にも理由は色々あるのだろうけど、それも理由の一つなんだろう。

マラカイボに向かう途中、マラカイボの事を色々と教えてくれた。

マラカイボは裕福な人が多いけど、その分傲慢な人も多いらしい。すぐに物ぶっ壊すし、支払い時に金投げるし、喋り早いし、声高いしと他の地域の人からマラカイボの人は嫌われてるとかなんとか。

またマラカイボは数十年前にベネズエラから独立しようとした事があるらしい。理由としてはマラカイボには油田がありその埋蔵量は世界一といわれているからだとか。

当時はチャベス大統領の時代で「いやいや、君達独立しちゃいけないよ」とか何とか言って独立を引き止めたらしい。

 

ラコンチャ看板
12時頃に出発して17時頃にラ・コンチャに到着。

目の前に湖があり、そこで雑談している人達に「雷見に行きたいんだけど」と相談すると、「あいつが連れてってくれるよ」と1人の男の人を紹介してくれた。

まつげが長くぱっちりお目目のぽっちゃりしたその男は「40,000やね」と無愛想に言う。

『1人?それとも2人?』と聞くと「ボートで」と言われる。ちなみにボートの大きさは4人くらい乗れそうだった。
彼女が「ちょっと高くない?」と聞くと、その男は「ボートレンタルで15,000かかるから仕方ないよ」と言った。
結局40,000ボリバルで水上コテージの往復を依頼する。

カタツンボの雷を見る場合は水上コテージに一泊する必要があるのだ。

ボートに乗り出発。

ボートは最初からかなりのスピードを出して走る。風が気持ち良い。

彼女はあまり泳ぎが得意ではないらしく波を乗り越えてボートが跳ねる度に私の手を強く握ってきた。

途中ガイドがボートを止めて森の中を指差した。その指差した方向を見るとそこには猿がいた。

他にも数種類の鳥がいたりして、ちょっとした動物園感覚だ。

森を抜けるとすぐに水上コテージが見えた。

 

途中のコテージ
ボートでの移動は30分と意外にも短くて少しがっかりした。

水上コテージにボートが着いたので陸にあがるとガイドが「ここじゃない」と言ってきた。

え?なんでここにボート着けたん?

しばらくすると中から自然保安官みたいな人が出てきて紙を渡される。

何が書いてあるか分からなかったが、「私たちは環境破壊をしません」みたいな誓約書だろう。

名前とパスポート番号をそこに記載して返すと「どこから来たの?」と聞かれたので『日本だよー』と得意のスマイルを返す。
こうして近場の水上コテージを通過して更にボートは奥へと。

途中ボートが止まる。

故障したのか?と思い後ろを振り返るとガイドが「イルカだ」と前方を指差す。

 

マラカイボ湖でイルカ
イルカの背びれが見え隠れするがシャッター押すタイミング下手過ぎてただの海にしか見えない。

しばらく止まりボートがまた動き出す。

海と太陽しかない風景をひたすら走るボート。

波によってボートが跳ね上がり、横を見ると引きつった笑顔をしている彼女。

またボートが止まる。

イルカか?と思い後ろを振り返るとガイドがモーターをマジマジと見つめている。

 

ボート故障
ヒモを引っ張りエンジンをかけようとするもモーターは一切反応しない。

ガイドは工具箱から石と鉄の棒を取り出しモーターのネジを緩める。

なんでレンチ無いんだろう?と思いながらも黙って見ている。

修理している姿を見るケニア。

 

 

 

まだかなー。

 

 

 

飽きたんだけどなー。

 

 

 

30分程で諦めて再出発する事に。

エンジンのヒモは結局直らなかったので、モーターの蓋を空けたままダイレクトに別のヒモを括りつけて無理矢理エンジンかけていた。

再出発した頃には夕日が見え始める。

湖に夕日が映っている様が美し過ぎて言葉を失う。

場所によって波の形が違い細かい波で夕日が乱反射していたり、ほとんど凪ぎの状態で鏡張りの様に見えたりした。

ウユニ塩湖の鏡張りが人気なのは風景に自分も入れるからなんだろうけど、本当に美しい風景は、我々の手が加えられないからこその美しい風景なんじゃないだろうかなんてこの風景を見ながら1人思い耽る。

なんて事を考えていたらボートは水上コテージに到着。

 

マラカイボ湖の水上コテージ
水上コテージがいくつも連なって建っており、中には小学校や病院や教会もある。

宿泊費は1泊1,000ボリバルでハンモックが1つにつき1,500ボリバル、食事が1,000ボリバルで、2つのハンモックと夕食を頼む。

夕食は魚とジュカ(yuka)という芋とチーズ。

彼女は「この魚オイル臭くない?」と言っていたが、あまり気にならずに美味しくいただいた。

夕食を食べ終え、他の水上コテージの方を見ると綺麗な夕焼けが見える。

水上コテージのおじいさんは「今日は雲が多いからきっと多くの雷が見れると思うよ」と言っていた。

夕日を見ていると数十秒に一回程度稲妻が走るのが見えた。

噂の通り音は一切無い。

ただ未だに外は明るく雷のペースも遅いので仮眠をとる事にし、ハンモックに横になる。

横に寝ている彼女が「ちょっと揺らして」というので思いっきりハンモックを左右に揺らすとワーキャー言いながら堪能。

その日の晩はお互いのハンモックを揺らして遊んだ。



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