実録!!ベネズエラの軍人にドルを奪われた話

実録!!ベネズエラの軍人にドルを奪われた話

荷物検査

ベネズエラの軍人から呼び止められる。

ベネズエラのイミグレーションを越えると軍人が待ち構えている。

大抵の人はスルーで通れるが怪しい人や旅人は止められる。

アジア人は目立つのでいつも止められる。

今回で3度目の入国だが、過去2回も同じところで呼び止められた。

しかし今回は少し様子が違っていた。

過去2回に関しては台の上に荷物を乗せてチェックをされただけだが、今回は別室に連れて行かれたのだ。

 

BAN
あ、これヤバいやつだ

 

状況は理解できるが、どうする事も出来ない。

相手は軍人だ、拒否することなど出来やしない。

 

ベネズエラ軍人
荷物を全部机の上に出して。

 

ベネズエラを含め色々な国で荷物検査を受けたことはあるが、荷物を全部出すことなどはない。

通常はバックの中身を警察や軍人と共に確認しつつ、「コレは何だ?」「ソレはどうやって使うんだ?」と簡単な確認だけで済む。

この時点でこのベネズエラの軍人の狙いはドルだと言う事に気づいていた。

 

BAN
友達と約束があるから早くしてね。

 

英語で催促する。

 

ベネズエラ軍人
コロンビアから麻薬が持ち込む人多いからそれで全部チェックしているんだ。

 

この荷物検査は正当な理由があると主張している。

ドルを発見する

全て机の上に並べると空になった状態のバックのポケットをひとつひとつ丁寧に調べて行く。

30分かけて全てのポケットを全て調べ終えて、サブバックも調べ始める。

サブバックに入っていた1300ドルはすぐに見つかり軍人はさも困った様に説明をしてくる。

 

ベネズエラ軍人
一定額以上のドルの持ち込みは違法だがら、君を拘留して荷物を没収しなければならない。

 

申請せずに1000ドル以上のドルを持ち込む際は事前に申請してパスポートに記入してもらう必要があるらしい。

しかし本当の目的は分かっている。

彼がしたいのは正しい行いではなく如何にしてこのドルを奪うかだ。

話し合ってもラチが明かないのは明白だった。

20ドル紙幣を軍人の目の前に突き出す。

 

BAN
これやるからさっさと解放しろ。
ベネズエラ軍人
いやいやいや、僕が欲しいのはお金じゃないんだ。
BAN
どう考えてもお前が欲しいのはお金だろ!

 

軍人は少し考えた。

 

ベネズエラ軍人
交渉する前にドルを渡すと言ってきたから他にもドルを隠しているんじゃないか?

 

そして静かにこう言ってきた。

 

ベネズエラ軍人
靴を脱げ。

 

素直に従い靴と靴下を脱ぐ。

軍人は靴の中敷きを取り出し靴を入念にチェックするが何も出てこない。

しかしまだドルを隠しているんじゃないかと疑っている。

 

ベネズエラ軍人
ズボンも脱げ。

 

言われるままにズボンを下ろしてパンツを見せる。

 

ベネズエラ軍人
パンツも脱ぐんだ。
BAN
こいつホモじゃないだろうな?

 

少し不安になりながらもパンツを膝の辺りまで下げて堂々と仁王立ちをして身の潔白をアピールをした。

すると私の逸物(ちんこ)に恐れをなしたのか数秒ほど見て

 

ベネズエラ軍人
もうズボン履いていいよ。

と少し照れながら言った。

軍人に軟禁される

しばらくすると上司っぽい人が来て、スペイン語で何か密談をしている。

数分後、上司と話し終えた軍人は直球勝負に出た。

 

ベネズエラ軍人
250ドルでなかった事にしよう。

 

こいつ正気か?

さっきまで「お金が欲しいんじゃない」って言ってたのは誰だ?

双子の兄弟か?それともドッペルゲンガーか?

悪びれる様子もなく数分前の発言をなかった事にしやがった。

 

BAN
分かった。じゃあ50ドルやるからさっさと解放しろ。
ベネズエラアーミー
それじゃあ話にならない。

 

そういって私のパスポートを持って10分ほど席を外される。

何だかんだで2時間近く拘束されている。

もう焦るのは辞めよう。

であれば今晩一晩拘留所で過ごすのもいい経験かもしれないと頭に過ぎった。

しかしドルの申請漏れという罪ではなく、別の罪になる可能性もあるのではないか。

スペイン語が出来ない上に密室に私と軍人2人しか居ない状況だ。

私の鞄の中に覚せい剤などを入れられ濡れ衣を着せられる可能性だってある。

様々な不安が頭を駆け巡る。

すると軍人がまた交渉してきた。

 

ベネズエラ軍人
100ドルにしよう。
BAN
50ドル以上は払わない。
ベネズエラ軍人
上司と私に50ドルずつだから100ドルだ。

 

一向に引く気配はない。

ただただ時間だけが過ぎていく。

今この状況で私ができる正しい行いは何もないのだろう。

一ミリも納得はしていないが100ドル渡してこの茶番を終わらせる事にした。

100ドルを渡してパスポートを奪い返す。

これで日本人は金払いがいいと一部のアホな軍人に認識されてしまったと思うと申し訳ない。

ただ状況的に圧倒的に不利で日本のルールは海外では通用しないと言う事を理解した上で私の身を守る為に一番最善だと思う行動をした。

こうしてベネズエラの国境を後にした。



ブログランキングに参加してます。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村
応援のワンクリックお願いします。


See you again.

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で