【超インフレ体験記】たったの2ヶ月で価値が半分以下になったベネズエラの通貨

【超インフレ体験記】たったの2ヶ月で価値が半分以下になったベネズエラの通貨

BAN(@banlife19)です。

僅か2ヶ月でベネズエラの通貨ボリバルの価値が半分以下になりました。

ちなみに去年から比べると1/6。

日本で例えるならうまい棒が60円になる感覚です。

うーん、分かりづらい。

1ドル1,000ボリバルだった頃の話

私が初めてベネズエラに来たのは1年ほど前になる。

その時は安定しており闇レートで1ドル1,000ボリバル前後だった。

色んなブログに公式レートは1ドル10ボリバルと書かれているが、それは食料品と医薬品に限ってのレートで本当は300ボリバル程度だった。

そこから約半年間をベネズエラで過ごしたが特にレートの変動は無く安定していた。

ただしインフレは起きており物価は入国した時から出国するまでで2倍から3倍に上がっていた。

 

ハイパーインフレーションとデフレーション

半年ほどベネズエラを離れ今年の1月に再度入国した際には両替レートは1ドル3,000ボリバルを越えていた。

物価に関しても前回の出国時から2倍ほど上昇していた。

最初に入国した時はバスの料金が30ボリバルだったのが現在は150ボリバルと5倍になっている。

ホテル代も1泊2,000ボリバルだったのが10,000ボリバルと5倍。

新聞に至っては数年前まで5ボリバルだったのが今は100ボリバルと20倍に跳ね上がった。

物によってインフレの差はあれど全てが値上がりしている。

それも急激に。

ベネズエラは原油国なので南米の中では裕福な国だった。

数年前までは多くのコロンビア人がベネズエラに出稼ぎに来ていたりもした。

しかし輸入に頼っていた国の通貨が値崩れを起こせば必然的に物の値段は上がる。

まず通貨の価値が下がり物の値段が上がる。

そこに多少の時差があるので外貨を持っている者としてはインフレ中でも一時的にデフレになったりする。

 

インフレの結果

現地の通貨しか得られない人達からしてみたらこのインフレにはとても耐えられない。

最近になって最低賃金の切り上げで対応したが、それでも生活するには不十分で国民の不満が高まりデモに至った。

数年前までは1ヶ月の給料が900ドルはあったという、それが1年前の時点で30ドル、現時点では10ドルいくかいかないかだ。

ベネズエラはラテン系なので本来はお気楽な民族であるのだが、やはりこの状況ではみんなどこか元気が無い。

多くの人が満足な食事を摂る事が出来ず体重を減らしている。

国営の病院では医師の給料を3ヶ月以上滞納しておりストライキが起きていた。

当然、病院には薬もなくしっかりとした治療を受けられない患者が増えている。

彼女は病院に研修中に出ているのだがお金がなくて満足に薬を買い与える事が出来ずに亡くなる子供が増えているという。

十分な水分を与えればいいだけなのに、それすら出来ずに下痢で亡くなる子供もいた。

 

ベネズエラの通貨ボリバルの変動

2016年3月下旬から5月下旬までの変動について。

3月21日のドル(ユーロ) 3月27日のドル(ユーロ) 4月2日のドル(ユーロ) 4月9日のドル(ユーロ) 4月16日のドル(ユーロ)
2,803(3,027) 3,009(3,252) 3,790(4,052) 4,407(4,716) 4,412(4,676)
4月23日のドル(ユーロ) 4月30日のドル(ユーロ) 5月7日のドル(ユーロ) 5月13日のドル(ユーロ) 5月27日のドル(ユーロ)
4,711(5,041) 4,283(4,668) 5,105(5,616) 5,383(5,867) 6,079(6,809)
引用元:dolartoday

ボリバルがどこまで下がるのか、物価がどこまで上がるのかは分からない。

毎年の様に専門家はベネズエラがデフォルトすると言い続けている。

私もいつかはデフォルトするだろうと思うがそれがいつになるのだろうか。

ただ私は全てのベネズエラ人に幸多き未来を願う。



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