ベネズエラ人の友達と寿司を食べに

ベネズエラ人の友達と寿司を食べに

週末の夜、日本食レストランに行った。
日本食が恋しくなった訳ではない。お世話になっているベネズエラ人に寿司を食べてもらいたかったからだ。
ベネズエラ人の【shushi(寿司)】の概念は巻き寿司。

日本人は寿司と言ったら握り寿司を想像するよと説明をしながら日本食レストラン【shushi-tei】に行った。
高級レストランらしく外観も然る事ながら客層も金持ちっぽい。
みんな着飾り、特に女性はヒールの高い靴を履いている。
しかし私はサンダル。連れて行った友達もラフな恰好をしている。
入り口でスタッフに何か聞かれた。
いつも通訳してくれているマルコ曰く「お前ら、金は持っているのか?」と聞かれたと言われたと通訳してくれた。
私のポケットには50ドル分のボリバル、つまり500,000ボリバルを入れていたので見せつけようとすると、それは冗談で予約しているか聞かれたらしい。

席に着くと何か浮いている。小さな子供ですら着飾っているのに私たちは普段着だ。
「なんかここ気まずいね」なんて話しながらメニューを見る。
握り鮨に関してはまだ理解できるが、巻き寿司は英語とスペイン語のミックスで私には到底理解出来ない。
マルコとケニアがメニューを見て「高過ぎる、マジ高過ぎる」と嘆いていたので、『心配すんな』とポケットの札束をチラっと見せると「お前どんだけ持って来てるんだよ」と言われた。
マルコとケニアはメニューを選ぶ事を放棄し私一人でオーダーを決める事に。
握り寿司のセットと焼きそばと巻き寿司のオススメを2品持って来てくれとオーダーした。

箸の使い方をレクチャー。
マルコはやはり地頭が良いのか速攻マスターしていたが、ケニアは「これで食べるなんて無理」と諦めた。
待っている間に色々な質問をされた。割り箸の袋の【おてもと】の意味とか、【般若】の意味とか。
日本人でもあまり知らないだろう。私は知らなかった。

握り寿司セット。マグロとハマチ?と軍艦三種類。

焼そば。麺がパスタに近いストレート麺を使用。

巻き寿司。揚げた物と揚げていない物の二種類。当然日本では口にした事の無い種類の巻き寿司だった。

握り寿司は初めてだと喜んでいるケニア。
握り寿司は残念ながらシャリの形が歪で握り加減も最低。回転鮨のシャリマシーンの方が良い仕事をしている。
しかしベネズエラと言う事を考えれば十分及第点が与えられるクオリティー。
焼きそばも異なる料理だと考えればかなり美味しく、巻き寿司に関しては純粋に美味しかった。
別に寿司と名乗らなくてもいいのではないかと言うほど違う物だったが【shushi】というネームバリューで多くの人が来ているのだろう。
 
最後の一切れをマルコが食べようとした時に、『ワサビめっちゃ余ってるけど食べないの?』と聞くと「じゃあちょっとだけ」と巻き寿司の上に乗せた。ケニアが「全部使わないの?」と聞くと「全部はいくらなんでも多いでしょ」と正論を言うマルコ。
『でも全部乗せたらより美味しくなるかもしれないよ』と言うと「わかった。試してみるよ」と残ったワサビを全部乗せるマルコ。

巻き寿司の上に乗っている大量のワサビ。

いただきます。

あれ?意外にいけんじゃね?

ちょ、待てよ。

キーターー!

鼻もげる!

これシャレにならないやつやん。
こんなマルコの様子を見ながら大爆笑する私とケニア。
『日本だとそれは罰ゲームとかで食べるものだよ』と説明するも。
そんな説明は一切耳に入っておらず、ひたすらドリンクを飲み続ける。

そして会計。
3人で食事して会計は12,000ボリバル(12ドル)程度。そんなに高くなかった。
しかしボリビアの最高額紙幣は100ボリバル。

つまり現金で支払うとこうなってしまう。

紙幣120枚の厚み。
食後外でタクシーを待っているとケニアが申し訳なさそうな声で「BAN本当にありがとうね」と言ってきた。
『いつもお世話になってるからこれくらいさせてもらって当然だよ』と答えるも「本当に美味しかった」と言ってくれた。
奢られて当然と思うベネズエラ人もいれば、大した事してないのに心から感謝してくれるベネズエラ人もいる。
国民性はあるのかもしれないが、結局は人次第だと言う事なのだろう。

より謙虚になって多くの人から愛される人間になりたい。



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